小児歯科 |
小児歯科治療は副院長が担当します。 |
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実は小児期はとても虫歯が多かったんです。アメをなめながら寝たりという食生活を時々していました。それは虫歯になりますよね。
小学校に入る前だと思いますが、初めて麻酔をして治療したことを鮮明に覚えています。
麻酔をするとなんともいえない、ぼわっとした感じや、触るとはれている感じを触りながら泣いていました。
小学校にはいってからも、夏休みは必ず虫歯の治療をしていましたね。とても歯医者に行くのがいやでした。家のとなりの歯医者だったので親もついてこなくて、一人で行っていたのですが、毎回どきどきしていたのを覚えています。
子供の治療をするにあたり、痛くない治療をこころがけています。
基本的に、おさえつけて治療をしていません。
母親も治療室にいっしょに入っていただいています。
いすにもすわりたくないと泣きながら受診する子供もいますが、少しずつ慣らしながら、ドクターとの信頼関係をきずいて治療ができるようになります。
2〜3歳くらいは、まだ削る治療は難しいことが多いですが、診療室の雰囲気に慣れることや、診療台にすわり口を開ける練習をしながら、将来の治療がスムーズに移行できるように配慮しています。
4〜5歳くらいで削る治療ができそうですが、大人ではなんともない削るときの水をためることや、鼻で息をする練習をして恐怖感をなくして治療をはじめています。
小児期のトラウマが大人になってから、口腔内の無関心を引き起こしたり、歯科医院へ受診しなくなるほうが、大きな問題です。
小学生くらいになると、口腔内に関心を持ってもらうように歯ブラシの練習をとりいれています。
子供の成長にともない、お口のことに関してなんでも相談していただける、かかりつけ医になりたいと願っています。
どうしても歯の治療ができないお子様は、専用モニターでアニメを見ながらの治療を行います。
意思の疎通が上手ではないお子様もいます。
絵札カードを用いて今何をされるかを理解してもらいながら治療に臨んでいます。